no-plan-no-life’s 医者・元プロ家庭教師NAOが思う医学部合格の極意

〜医学部独学再受験成功・元プロ家庭教師が気ままに綴ります〜

センター対策はいつからするべきか

こんにちは、NAOです。

 

国公立医学部受験生のみなさんはセンター対策と二次試験対策のウェイトに悩むかと思います。

二次試験対策をするとセンターまで手が回らないし、センターだけ取れたとしても二次試験が不安。

バランス良く勉強できるようになりたいし、模試でもセンター、二次両方とも取れるようになりたい。

そう思われる方が多いのではないかと思います。

 

しかし、NAOは思います。そんなに受験勉強は甘くありません。

一つを取れば残りは犠牲になります。

センターの勉強にシフトすると二次試験の力は落ちてしまうし、二次試験対策ばかりするとセンターで高得点が取れなくなってしまうのが普通です。

 

本当に両方で高得点を取るのが正解でしょうか?

 

何が一番大事かというと、志望校の得点比率を見てどの得点配分で合格するのかを徹底的に考えることです。

 

センター重視型の大学を受験する方は早めからセンター対策をし、国語や社会までしっかりと行き届いた対策をする。

二次試験重視型の大学を受験する方はセンター対策は夏以降に行い、最小限の時間でセンター対策をし、二次試験対策に重きを置く。

また、半々の比率の大学の場合はセンター試験のボーダーラインを把握して、そこまで取れるような目処が立つまではセンターと二次を両立し、目処がたってからは二次試験にシフトする。

 

つまり、

NAOが思うセンター試験対策については以下3パターンにわかれるかと思っています。

①センター逃げ切り型

センター試験得点比率が高い大学(特に地方大学)を受験される方は、常にセンターを意識した対策をしましょう。具体的には遅くても夏休みから対策を開始するべきであり、満点を取るためには時間が必要な数学や国語、社会の学習は遅くても7月から開始すべきです。

大まかに

10月まで センター:二次=1~2:1

11月時点 センター:二次=2~3:1

12月時点 センター:二次=5~10:1

に比率が目安です。

 

②二次重視型

センター得点比率が低い大学を受験される方は、夏休み以降のセンター対策で十分です。二次力を限りなく高めて、センター試験は問題の傾向をつかめさえすればそれなりの点数は取れます。

特に悩むのが国語と社会の勉強についてですが、センターでの合格最低点に全く届きそうになければ夏休み明けからコツコツ勉強をスタートしなければならないでしょう。国語を全く勉強しないで医学部に合格したツワモノもいます。社会については努力がある程度反映されるため遅くても11月中旬からスタートしないと後々苦労すると思います。

大まかに

10月時点はセンター:二次=1:5

11月時点では、センター:二次は半々。

12月時点では、センター:二次=3~5:1

の比率ではないでしょうか。

また、ごくたまにですが、二次力はあってもセンター数学が苦手な方がいます。どうしても不安な人は週一回程度夏休み頃からコツコツセンター演習をしていくのもアリだと思います。

 

③半々の比率

半々の比率の大学の場合はセンター試験を早めに切り上げて二次対策に入る学習が必要です。具体的には、夏休み時点からセンター対策を開始し、志望校のセンターボーダーラインまで得点が届きそうになった時点で二次対策にシフト。模試前あたりに少しセンター対策をする程度で実力を維持し、11月中旬からセンター対策にウェイトを写し始め、12月から本格的にシフトするのが良いでしょう。

 

志望校の特徴と、そして、今の自分の実力に合わせてセンター対策を進めていくことでバランスの良い学習ができると思います。

 

少なくとも私が指導してきた医学部合格者は、センター、二次試験ともに高得点で合格しているわけではありません。

 

志望校に合わせてきちんと対策をしていれば大丈夫。

 

知っておくと本当に気が楽になりますよね。

 

 

センターまで残り時間を見ながら、自分の今の位置を確認しながら優先順位をつけて学習を進めていきましょう。

 

NAO

 

 

 

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