医学部合格指導 私立大学医学部(偏差値67.5) その1
こんにちは、NAOです。
私立大学医学部(河合塾 偏差値67.5)に現役合格を果たした指導記録となります。
※偏差値は合格当時のもの。現時点での偏差値は把握していない。
医学部合格者がどのようなペースで学習しているのか参考にしていただければと思います。
※本人からは許可をいただいた上で掲載。
私立大医学部(河合塾 偏差値67.5)現役合格
高校1年 6月より指導 指導期間2年8ヶ月
中高一貫校 、学年順位 中 、模試偏差値 高1 進研模試 60程度
得意科目 数学 苦手科目 文系科目
指導科目 数学、化学、物理、全体のスケジュール管理
当初は浪人覚悟でしたが、2年間、特に最後の半年の劇的な成長により現役合格を果たしました。
①受験準備期(高1 6月〜高2 10月)
きっかけは典型的なパターンで、ご両親の「子供の合格が不安」というものであった。
つまり、本人が医学部に行きたいという気持ちが強いのではなかった。
医学部を再受験した私からしてみればそのような人は医学部を受ける必要はないのではないかと思ってしまうので、この生徒の指導を最初は断った。
しかし、執拗な親の連絡もあり、合格させる保証はないと前置きをして指導を開始した。
では生徒はどのようなキャラクターかというと、中学受験は親の力で半強制的に勉強し何とか県内でも上位の中高一貫校に合格。その後は趣味のピアノや友人との遊びがほとんどで、試験は一夜漬けで乗り切るタイプであった。
本人に医学部に興味がないのかと聞くと「親が行けというし、まぁ行けるなら行きたい」という返答。
そこで私は以下のような取引をした。
「医学部は医者になるための専門学校みたいなもの。大半が医者になることを目的として入ってくる。正直行きたくないのに行っても苦しいだけ。とはいえ、いざ本当に医学部に行きたいと思った時にその準備をしておかないと後で後悔することになる。少しでも行きたい気持ちがあるなら最低限だけでもやらないか。」
「本気で行きたくなったら本気で指導する。それまでは最低限の指導しかしないからそ、趣味のピアノもやって良いし、好きなことが何なのか見つけたら良い」
やる気のない人にやる気を出せと言っても出ない。
やる気が出るまで時間がかかる人もいるし、やる気が全く出ない状態で受験を迎える生徒もいる。人生で初めて失敗しそこから這い上がる生徒もいる。
話を戻すと、この生徒は 高2の10月まで
・最低限の学校の宿題
・毎週2時間の指導
・定期試験前の一夜漬け
これしかやっていない。高2 10月の学園祭を過ぎるまでは。
後で苦労するのはわかっていた、おそらく本人も。
NAO
受験準備期の使用テキスト
【英語】 学校の課題、ヴィンテージ
【数学】 学校の課題(青チャート IA、IIB)
【国語】 学校の課題
【化学】 学校の課題、テスト前:らくらくマスター化学
【物理】 学校の課題、漆原の面白いほどわかる、テスト前:物理のエッセンス
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