no-plan-no-life’s 医者・元プロ家庭教師NAOが思う医学部合格の極意

〜医学部独学再受験成功・元プロ家庭教師が気ままに綴ります〜

勉強方法 時間をどう使うか

こんにちは、NAOです。

今日は時間の使い方についてNAOが良いと思っている方法について紹介を。

色々と自分に合うものを取り入れて、合わないものは採用しないスタンスで良いと思います。

 

〜〜

「朝起きた時から夜寝るまでの時間の使い方」

 

それぞれの置かれた状況によって異なるが、時間をいかに上手く操れるかによって効率が何倍にも変わる。

 

時間についてストイックになること。以下10点を守ることである。

 

 

①朝起きた瞬間から受験勉強は始まる

 朝起きて眠いのは誰でもそうであろう。しかし、眠いからといって布団の中で無駄な時間を過ごしていないだろうか。

個人的体験だが、起床時の勉強は頭にとてもよく残る。なかなか覚えられない暗記物などを朝の時間に費やすべきである。時間がない人は、布団の中で無駄に過ごす5分をこの暗記に費やすこと。時間のある浪人生は30分は暗記を行うこと。

朝の時間で一日の半分が決まるといっても良い。

 

②勉強時間は細切れに

人が集中できる時間は90分と言われている。それゆえに大学の講義は90分と設定されているようだ。しかし、個人的には90分は長すぎる。もっと短いスパンで勉強をすること。おすすめは勉強時間30分。次にすることは30分で得た内容をその後の数分間で思い出すこと。

そこで思い出せた内容が本当に身についた内容だ。

思い出せなかったことは即座にテキストを見直し頭に叩きなおすこと。

 

30分学習

→3分間想起

30分学習

→6分間想起(はじめの30分の想起も)

30分学習

→9分間想起(はじめの30分と2回目の30分の想起も)

30分学習

→10分間想起(2回目と3回目の想起も)

このサイクルを繰り返す。想起する時間は10分以内にすること。それ以上の想起は時間がかかりすぎるため、省略して良い。

 

③休憩とは科目を変えること

休憩時間とはなんだろうか。その内容から頭を離すことである。同じ刺激を与え続けないことである。

 

つまり、刺激の異なる科目に切り替えることで休憩しながら勉強をすることができる。

 

②の「勉強時間は細切れに」でも言ったが30分単位で勉強する

 

例えば

英単語30分→数学30分×2セット→古文長文30分×2セット→物理演習30分×2セット

のようにである。

 

暗記物:英単語、英文法、無機化学有機化学、漢字、現代文用語、古文単語・文法、漢文句形など

計算物:数学、理論化学、有機化学構造決定、物理

読み物:英語長文、現代文、古文・漢文長文

 

④暗記物はタイマーを使うこと

覚えようと思っていてもなかなか覚えられない。それは時間がたくさんあったり、切羽詰まっていないからである。

タイマーを用いた学習をすること。例えば英単語であれば5分で10個、古文単語であれば5分で5個を目指す。覚えきれるかどうかが大事なのではなく、時間内になるべく多くの暗記を行うことである。

時間がある時こそ、時間がない切羽詰まった時と同じように行動することで効率が格段に上がるのである。

 

⑤移動中はリスニングを

学校や塾に行くときにイヤホンをつけている生徒をよく見かけるがまさか音楽を聴いていないだろうか。移動中はリスニングや古文単語などの暗記CDを聞くべきである。その時間内で出来るだけ完成させるのである。

移動中にリラックスしようなど医学部合格を自ら遅らせているようにしか見えない。

 

電車やバスに乗っている人は、単語帳を読むのでも良い。次の駅までに英単語を5個覚えるなどの目標を作って取り組むべきだ。

 

 

⑥勉強する前に勉強することを決めておくこと

机に座ってから、「さて何の勉強をしようかな」・・・と考えてはないだろうか。

考える時間が無駄である。そして、考えた挙句、決まらない。結局やりたい科目の勉強をついついしてしまうのではないだろうか。

できれば前日、遅くても当日に何の勉強をするかをあらかじめ決めておくべきだ。

これについてはスケジュールの立て方についてまたの機会に書こうと思っている。

 

⑦食事はすぐ食べろ

食事はとても大事だ。栄養を取らないと頭は回らない。脳の栄養はグルコースのみであり、必ず炭水化物はとるようにすること。

しかし、栄養のためとはいえ食事に時間をかけるようであっては時間が勿体無い。なるべく早く栄養を摂取し、次の勉強に移るべきだ。医者は総じて食事時間が短い。だいたい5分〜10分で食べ終えるのが普通だ。

今から早く食べれるようになっておくこと。

 

⑧勉強場所はいくつか用意しろ

いつも同じ場所で勉強することが果たして良いことだろうか。私はそうは思わない。

勉強場所を変えることで気分も変わり頭に入りやすくなる。

誰かに見られた方が勉強が進む日もあれば、一人で黙々と勉強したい日もある。

 

自宅、塾の自習室、学校、カフェ、図書館など最低5箇所は確保しておくべきだ

 

⑨リラックスはトイレ、お風呂

受験生に与えられたリラックスの瞬間はトイレとお風呂である。トイレで用を足しているときやお風呂に入っているときは副交感神経が優位になりリラックスできる。それ以外は勉強のことを考えろ。

ただし、そこで長時間費やしているようであれば本末転倒。お風呂は15分以内にすること。

 

⑩睡眠時間はきちんととれ

時間が欲しいとはいえ、睡眠時間を削るのは危険を伴う。日中の効率が下がるため長期戦の受験勉強を考えると非効率だ。日中眠くないギリギリの時間を知ることである。人によっては7時間、多い人は9時間の人もいるだろう。睡眠時間9時間の人が合格しないわけではない。残りの15時間をどう使うか次第だ。

 

とはいえ、試験前などの単発のイベント前に一夜漬けをするのは止むを得ないだろう。

短期間で詰めてすぐ忘れるかもしれないが、学校の内申のためや塾のクラス分け試験のために一夜漬けすることは仕方ない。何度も言うが、こう言った一夜漬けは期間限定にすること。

 

 

 

時間は皆に平等に与えられたものである。

しかし、その使い方は人それぞれで大きく異なる。

 

〜〜

医学部合格に向けて、とても大切な時間の使い方をマスターされることを願ってます。

 

NAO

 

 

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